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トイレの詰まりを自力で解消するための道具です。
実は「ぱっかん」しか知りませんでした。
コロナの影響で未だに日本国内の便器が不足しています。（現状は大半が中国産です。）
（通常の納期は2.3日ですが現在の納期は8週間！！！）どれだけの方が困っているのか？
厳しい状況は続きます。
今日のご依頼では便器交換が不要となり本当に安心しました。
お客様からのSOS は「便器が詰まりました！」この施設は多数の利用者がいるので、
詰まりの原因が特定出来ていませんでした。
「ゴムのぱっかん」（＝ラバーカップ）では対処出来なかったそうです。
次の手段は？
真空ポンプです。使い方も原理もラバーカップと同じですが、ポンプで真空状態を作れるので吸引力は数倍あります。
大抵の詰まりはこれで解決出来ます。（商品の写真はAmazomからお借りしました。）
ご家庭でトイレの詰まりを解消する手段としてはラバーカップよりも真空ポンプ式を購入される事をオススメします。
これでも詰まりが解消されない3番目の手段は？
下水配管の高圧洗浄です。
が、高圧洗浄も配管が直線なのか？カーブか？急角度か？などで使用機材が変わります。
今日の現場の場合は、下水配管がほぼ直角で。。。
お客様にはトイレットペーパーの使用量や流すタイミングなど気配りが必要な事をご説明しました。
3つの手段でも解消されない場合の最終手段としては？
便器を脱着する事になります。この場合は便器の使用年数にもよりますが、
付属部品としてゴムパッキンは再利用できないので施工費以外にも部品代が必要です。
住宅の水廻り設備の中で便器は最重要です。
洗面台や浴室、キッチンは数日なら不便も耐え忍べますが、便器だけは。。。
皆様もお気をつけて下さいね。
