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琉球畳について

2009/10/27(火) 中川珠枝


琉球畳は普通の畳と違い、縁がなく大きさも通常の半分のサイズで正方形をしています
普通の畳に比べて畳の目が細かいのが特徴です
半畳を縦横交互に並べることで畳表の表面の凹凸が光の加減でイグサの風合い、色の濃淡を
浮き上がらせます (日本人でよかった 
これができるのが 琉球畳の最大の特徴です
通常の住宅ではリビングの隣に和室のある間取りが一般的ですが
日本独特の和洋折衷を楽しめ リビングの延長として畳縁がないので開放的です

本来は名前の通り、強度のある沖縄で生産されたイグサを使用して作られます
新しい琉球畳は表面がザラザラ毛羽立っていて使いこむことにより柔らかく毛羽立ちがなくなります
本物の琉球畳はすべて手織りでそれなりのお値段です
ですが、最近では普通の畳表を使った縁なしの正方形の畳も琉球畳と呼ばれることが多くなりました
お値段も手ごろです

天然素材のい草には高い吸湿性があります。湿度が高い時は無数の気孔から湿気を吸い取り、乾燥すると水分を放出し、空気の湿度を一定に調節します
い草はまさに、高温多湿の日本にピッタリの建材なのです
その他では、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒト吸着し室内の空気浄化に役立ちます
最近の健康志向によるい草への注目が、琉球畳ブームの一端を担っているのかもしれませんね

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